2006年05月05日

虎屋から文教堂という休日午前中

朝起きてへろへろと虎屋まで柏餅を買いに行く。
いい陽気である。
柏餅は11時半にならないとできてこないということだったので粽(ちまき)を購入。
三種類の味があるとのことなので5本の束を三ついただく。買いすぎであることに支払いの段で気づくがまぁいい。
一ツ木通りを自転車でつぃっと流して文教堂へ。
目に付く本をつらつらと購入。

文庫コーナーで鯨統一郎さんという人の「邪馬台国はどこですか?」と「新・世界の七不思議」というのが平積みになっていたのを見かける。
ざっと中を斜め読みして把握した内容はというと… 手っ取り早くamazonを引くと

カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活―を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。
とのこと。
つまり、明石散人師匠の初期作品みたいな感じですね。
明石さんの場合には築地の事務所にとっかえひっかえいろんな人がやってきてリアルに古今東西のあれやこれやについて情報が飛び交っていたから(例えば総務省のお偉いさんから星占いの鏡リュウジさん、芸能界の某大御所、某大使館の若手…、下々は僕みたいなぺーぺーまでがコーラをいただきながらあーでもないこーでもないとしてたわけで)、実際にこういう場所があってもおかしくないだろうし、なんとはなく懐かしかったので購入してみる。

 


雑誌コーナーにいくと、東京人の6月号が「マニアが教える東京ヴィンテージショップ」の特集だったので購入。
こういうのはネタ元として意外と役に立つのだ。
Barに「幻の桜」が入っているというのはご愛嬌。
でもこういうところには赤坂のグレースはでてこないんだよなぁ。
ってなとこで「東京人といえどもセレクトはいまひとつなのかもねん」とか思ったりして。
Dancyuの6月号が居酒屋特集だというので探してみたがまだ配本されていなかったらしい。
四谷のおかげさんが取材されてたはずなんだけどなぁ。

続いて漫画コーナーで柴尾さんが面白いと薦めていた「範馬刃牙」の1巻と2巻があったので購入。
しかしバキシリーズも長いねぇ。そういえば極新(元)の数見くんや岩崎くんと仲良くなったときには既に始まっていて「花山薫はかっこいいねぇ」なんて話をしていたっけか。
今シリーズでとうとう親子喧嘩の決着がつくらしいが、1巻2巻の見所はというと想像上の体重100kgの蟷螂とのシャドウスパーリング。
もうなんだか凄いことになってるですよ。

 

レジで支払いを終えて帰り際に「細木数子の黒い真実」(野崎 輝・著 ぶんか社)というのを見かける。
ざっと目を通してみるが知ってること未満で特に目新しいこともなし。
んなもんだまされてる方が悪い。というか人相で分かりそうなもんだけどなぁ。着物姿の人相の悪いスピリチャルなんたら、とかも。


さて、午後になったら実家に粽もって顔出すかなっと。

投稿者 KQZ : 11:06 | コメント (2) | トラックバック

2006年04月27日

行きそびれた展覧会

いつの間にかTDC(Tokyo Type Director's Club)の展覧会が終わってしまっていた。
近かったのに…
ということで逃した魚の大きさを測らんと、どんな内容だったかをネットでチェック。

まずはオフィシャルサイト。

TOKYO TDC
http://www.tdctokyo.org/index_j.html

そして会場であるggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー=DNP Gallery)のサイト。

The 239th Exhibition : 06 TDC Exhibition
 http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g239/g239ki.html
 会場風景と展示作品:
 http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g239/g239ka.html
 http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g239/g239sa.html

で、とあるblogを読んでみてやっぱり行けばよかったと痛感。

paint/note
 http://d.hatena.ne.jp/eyck/20060426

大日本タイポ組合の出品作は大判の写真プリント6点でひと組にされたものと、モニタで流されるカラオケ風の映像の2点だ。写真プリントは、缶ビールの缶、都心の商業ビル群、ドラッグストアらしき店の商品棚、新聞の1面、スーパーのちらし、街角の公営くじ売り場の6ショットが上下2段、各3点づつ並べられている。映像作品は、この写真作品をフレーミングしながら、歌詞抜きの音楽が流れる。それだけでは何が「作品」なのかわからないが、大日本タイポ組合は、これらの画像に含まれる「文字」だけを、完全に消去したのだ
(強調はKQZが施した)

これはカッコいいよなぁ。
受賞していない=無冠というところもイイ。TDCもエライ。
してこれは『NEUT. 006』に載せた「NO FUTURE WITHOUT『  』」というやつなんだろうか?
NEUT. 006買わなきゃ。


(10秒後)


↓発見

NEUT〈006〉“NO FUTURE WITHOUT?”
アジール・デザイン
アジールデザイン (2005/10)

以上、脳内垂れ流し。

投稿者 KQZ : 18:50 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月12日

めざしさんともやしもん

健康な日本の朝食メニュー…… ではありませぬ。
各種イラストや4コマ漫画で活躍されている「めざしさん」から「もやしもん」という漫画を薦められたのでした。
なんだか日本酒の話もあるとか。利き酒師としては読まずにいられませんね。(関係ないけど)
で、一読。
うー面白い。

「東京近郊の農大」というから東京農大をイメージしたと思われる学校が舞台なのでしょう。
地方の酒蔵の跡取り息子と麹屋(蔵で麹を担当している人の役職名)の孫が二人して農大に入学して… というシチュエーションなのですが、この麹屋の息子が菌を目で見ることが出来たり意思の疎通ができたりするという特殊体質の持ち主。
あ、ちなみに「麹」のことを蔵人用語で「もやし」と呼ぶ事があるのです。だから「もやしもん」は麹屋さんのことですね。
なにかというと菌たちが「かもすぞー」「かもすぞー」というのがかわいらしい。
醗酵学の泰斗である教授やら謎の酒屋やら登場人物もなにかとキャラ立ち。
また、米が麹と酵母によって並行複式醗酵されていくさまや乳酸の働きなど、たった数ページで日本酒の造られ方が非常に良くわかるように描いてあります。
「大吟醸の原酒生酒の中取り」を200年物の泡盛の古酒と同じように「ものすごく貴重だ」と言ってたりするのにはちょっと疑問が残りますが(貴重だけど度合いが違うような…)、蔵元の背景に松尾大社の札が貼ってあったりとナカナカ芸が細かいところも好感がもてます。
作者の方はどうやら「大吟醸龍神丸」がお好きな様子。うまいよね。
→Link 生原酒「龍神丸」(りゅうじんまる)和歌山酵母 http://www.kinosake.jp/ryujin.html


んで、きんとき情報によると

こんなお酒も造っちゃったみたいよ。
http://www.kinosake.jp/kamosuzo.html

おぉ、こんなのまであるよ(中身はほとんどないみたいだけけど)。
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/framepage15.htm


もうなにがなにやら。w
3巻の発売が楽しみなり。

↓amazletを使ってみた

もやしもん 1 (1)
もやしもん 1 (1)
posted with amazlet on 06.04.12
石川 雅之
講談社 (2005/05/23)
売り上げランキング: 922
おすすめ度の平均: 4.41
3 遅れてきた漫画家は失われた時間を取り戻せるか
5 「菌」が見えるという
4 農大細菌マンガらしいです
 
もやしもん 2 (2)
もやしもん 2 (2)
posted with amazlet on 06.04.12
石川 雅之
講談社 (2005/10/21)
売り上げランキング: 1,125
おすすめ度の平均: 4.75
5 こんな農大いきたいっす
5 菌が!
4 発酵パワーよよみがえれ!

投稿者 KQZ : 02:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月13日

物欲ジャングルアマゾン

京都旅行日記もまだまとめていないのではありますが、物欲ジャングルamazonからのお知らせメールで気になったものをだらりと書き連ねてみたりして。


投稿者 KQZ : 01:42 | コメント (2) | トラックバック

2005年09月18日

高野さんの書かれた本

「来月食事をしましょう~」とスケジュール確認のメールに書かれていて知ったのですが、仲良くしていただいている高野さんが物された本が売れているとのこと。
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
ふむふむナニナニ…。

高野さんは現在六本木再開発の要となるリッツ・カールトン東京の開業担当マネージャー。
amazonにある著書略歴をみれば分かるように、いわば日本のホテルマン・サービスマンの最高峰に君臨しているともいえる方で、そもそも僕なんかのような小僧っ子とはなんのご縁も結べないような方なのですが、ベニスビーチに住むOne Eye EMIさんからのご紹介で親しく付き合っていただいているのです。
前にCasitaに行った時にも高野さんと一緒だったからものすごいサービスを受けたのも当たり前といえば当たり前。(Link→Casitaとミスタースタンプス

EMIさん自体伝説のサービスウーマン(=女傑)なので紹介するだけで大変なのですが過去に日経WOMANに取材してもらったことがあるのでとりあえずこの場は割愛するとして、いやしかし高野さんといいEMIさんといいやはり世界を舞台にして鍛えられたサービスマンはなんとも違う。
本の概要を読むだけでも、ちょっと面白そうだ。

  • どうすればお客様に感動を与えられるのか
  • 従業員が誇りと喜びを持てる職場環境とは何か
  • お客様が言葉にされない願望を先読みして満たすためのチームワークとはどういうものか
豪華な建物と完璧なサービスマニュアルがあっても、こうした企業の熱いパッションが根底に流れていなければ、ホテルが宿泊産業の域を超えることはない。企業の“心”と“魂”が従業員を通してお客様に伝わって、初めてホテルは、ひとつのブランドへと昇華されるのです。
むぅーん。
色々とためになりそうナリ。
来月の食事会の前にその秘密のクレドとやらを勉強するために読んでおきますか。
ぽちっとな。

投稿者 KQZ : 01:04 | コメント (3) | トラックバック

2005年06月28日

本のお伺い

以前書いたエントリー『恵比寿でフカヒレ麺の後ビール、XO醤をつくる(後編)』に対してコメントが寄せられました。
『中国料理百科理論~名菜譜抜萃600選』(編著・翻訳 : 顧中正 / 監修: 陳健民)という本を探してらっしゃる方がいるようですので、もしお譲りいただける、もしくは見かけたという方がいらっしゃいましたらコメントにてお知らせいただければ、と。
かなり分厚い本でして(広辞苑より一回り小さいサイズです)、扉から数ページはカラー写真で飾り切り料理が掲載されているのですぐお分かりになるかと思います。

投稿者 KQZ : 11:34 | コメント (1) | トラックバック

2005年05月09日

母の日は 真夜中の弥次 さん喜多さん with 諦念プシガンガ

母のんきだねの日だったので実家に帰る。
塩野で栗最中と常盤松最中の詰め合わせを作ってもらったのと、先日焼いたコロネ(チョコではなくきなこピーナツクリーム)を提げて大江戸線でびゅびゅーんと。

エロ毛蟹の愛称でおなじみのマガジンハウス最高(身長)の編集者から送ってもらっていた「合本 真夜中の弥次さん喜多さん」を読みながらiPodを聞いていると、全体シャッフルでいきなり戸川純がかかってしまった。500以上入っているアルバムリストから「SUPER BEST OF 戸川純」とはiPodってばセンスありすぎ。
そんなこんなで諦念プシガンガ。

空の守がアポロンに似てるとは思ってたんだよなぁ。うんうん。

しかししりさんは計算づくだったんだろうか?
しりあがり寿さんのサラリーマン時代の最後の最後でお仕事ですれ違っているのではあるが、当時からものすごくおだやかーな人でこういったすさまじいものを抱え込んでいるとは普通にはわからない人なのだよなぁ。
その後NASとかのうちあわせでも朝までなんきんさん、安斎肇さんと飲んでたりしたこともあるが、どうにもさっぱりにこにこ星人さんだったのだ。
天才のことはよくわからん。

そんなこんながありつつも実家にたどり着き、筍ご飯を食わされながら親戚あたりの噂話を聞いたり神棚に御参りしたり夏用のジャケットとか昔買った本とかCDとか作詞印税の振り込まれ証明書とか場所っぷさぎになっていた革靴とかもろもろを抱えさせられて帰ってくる。
しかしこういったかしこまった革靴ってもう何年も履いてないよなぁ。
なんでイタリアものとか革底とかにこだわってたんだろ。


※いまちょっと調べてみたら、「諦念プシガンガ」が入っている戸川純のCDはどれも売り切れの様子。レンタルでもいいので聴いてみよー。

投稿者 KQZ : 01:40 | コメント (3) | トラックバック

2005年04月30日

青山でふらふら、な土曜日

青山のカフェコムサでお茶。
なんでも宮崎県産の完熟マンゴーがお薦めだというのでそれにのってみる。ちなみにフィリピン産マンゴーの1.8倍くらいのお値段しはるんどす。(変な京都弁)

宮崎産完熟マンゴーのタルト ゴールデンパインのミルフィーユ

味の方はといえば、「そりゃうまいだろ」てな感じ。フルーツのおいしさが圧倒してます。技とかはあまり感じられず。

その後クレヨンハウスナチュラルハウスの自然食スーパーをはしご。

クレヨンハウスの上の本屋で「スローな手づくり調味料」という本を購入。
なんてったって晶文社ですぜダンナ。こちとら小学2年の秋に「生きのびるためのデザイン」を読んでっから晶文社萌えなわけで、なんかし点数が甘くなっているのは除くとしても目次を眺めるだにとても面白そうな本なのだ。柚子こしょう、トマトケチャップ、ウスターソース、豆板醤、XO醤、共麹などなどすぐにも試してみたいレシピが満載。
ためしにXO醤のレシピを見ると、干し貝柱(乾貨)、金華ハム、干し蝦、大蒜、赤唐辛子、紹興酒、胡麻油と全部家に転がってるものばかり。よーしゴールデンウィーク中に作ったろーっと。


Cafe comme ca(カフェコムサ) 青山店
港区南青山5-10-19 真洋青山ビル1・2F
TEL: 03-5774-7130
年中無休
営業: 12:00~22:00

クレヨンハウス
港区北青山3-8-15
TEL: 03-3467-9568

ナチュラルハウス青山店
港区北青山3-6-18
TEL: 03-3498-2277
営業: 10:00~22:00

スローな手作り調味料
スローな手づくり調味料

↓これは中学生以上なら人として読まなきゃダメ(かなり大げさ。古いし)
生きのびるためのデザイン
生きのびるためのデザイン
 ちなみにユーズドで2,360円だそうな。

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月29日

エアコン掃除と柿渋塗りとDVDを借りて麻婆豆腐な金曜日

なんだか暑い。
なんてったってセミが鳴いている。
セミって言ったら7年とか13年とか地下にもぐってるわけで、このところの暑さに誘い出されてついうっかり出てきてしまったんだろうな。いたわしや。

ということでそろそろエアコンを稼動させる日も近くなり、3台のエアコンのフィルターを一気に掃除。
うっひゃーすんごい汚れなんですけど。
ついでにあたらしく買ってきた風呂用の椅子と手桶に柿渋を塗って黴止め作業。
夕方はツタヤでDVDを借りてくる。
イノセンスシカゴフリーダ
それからなぜか稲垣潤一 SUPER BEST COLLECTION
このセレクトは暑いからだなきっと。だって「夏のクラクション」とか「思い出のビーチクラブ」とか聞きたいっしょ?


帰ってきてから麻婆豆腐を作ってはふはふ食べる。
大地の宅配で届いた粗挽き豚肉がホントの粗挽きでうまい。ニンニクと生姜を熱したごま油でサクサクになるまで火を入れるのがポイント。肉汁が透明になるくらいか。
そこに刻んだ豆鼓(とうち)と長葱、豆板醤、紹興酒、豆腐、鳥スープを入れてぐつぐつ。最後に乳鉢で擂り潰したての花山椒をたっぷり入れて出来上がりっと。

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月03日

はっぴいえんどトリビュートアルバムと松本隆さんとビデオカード

今朝方amazonからCDが届いたのだった。
HAPPY END PARADE~tribute to はっぴいえんど~
同時にカラープリンターのインクと花めくりウルトラマンも到着。

苺をつまみながらCDを眺める。
へー。キリンジが「夏なんです」をカバーしてんのかー。へー。
そんなことをしていると外で郵便が届いた音がした。
今度はぴあからの献本だった。
んー、ぴあなんて何年も書いてないけどなぁ… と訝しがりながら開けてみたら松本隆対談集 『KAZEMACHI CAFE』だった。
著者謹呈
あらま、松本隆さんが送ってくださったらしい。

松本隆対談集 KAZEMACHI CAFE

ご自身のサイト風街茶房での連載や、色々な雑誌での対談が16人分集められているとのこと。
うひゃ。
谷川俊太郎に太田裕美、筒美京平、大瀧詠一、藤井隆…
対談相手がすごい豪華ですわ。
楽しみに読まさせていただきます。>松本隆さん

しかし、このタイミングで本を送っていただいたということはアレですか。
EQ2JEやるぞー」「で、タンクやってねー」と、そういうことですか。やはり。
しかしウチのPCのビデオボードじゃちょっと描画がつらいのだなぁ。845GE時代だからAGP4xとPCIしかないし…
せっかくだからマシンも買い替えますか。



あと追加で思い出した
IMJさんから松尾スズキさんの本が送られてきたのでした。
「手塚治虫の生涯」と「鼻と小箱」の2冊。
手塚治虫の生涯 鼻と小箱

そういえば三木さんに某社のCFの件で電話したっきりだった。あわわわわ。連絡取らなきゃだわさ。
本も読まなくては。

しかし「鼻と小箱」で思い出したけど、花登筐のこと知らない人も多いんだろうなぁ。
「どてらい男(ヤツ)」から「アパッチ野球軍」まで幅広く活躍された大御所。
確か  ♪俺たっちゃ裸がユニフォーム〜 も作詞されていたはず。


ということでしばらくは読む本がいっぱいなのでした。
感謝感謝。

風街茶房
http://www.kazemachi.com/

投稿者 KQZ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月26日

赤坂早春賦

朝起きてみるとすんごい暖かいのでびっくり。
突っ掛けを履いて近所の酒屋に買い物に出かける。
途中氷川さんにお参りしてから行ってみるとアラすんごい行列。
今日は川越という近ごろ人気な焼酎の店頭売り出しの日なのだな。

なかにはどうみても転売目的の雇われがいたりもするがそこらへんは大らかなもんだ。
最後尾に着けてぼんやりしているとどうやら最後の一本に当たったらしい。
今日は日本酒を買いに来たので冷蔵庫を見せてもらうと貴がずらららんと新入荷。へー、ここでも扱うようになったんだ。
そんなに買えないので農産農酒の竹林と川越を一本ずつ提げてぶらぶらと家に帰る。
いつもすいませんねぇ、と親父さん。いえいえどもども。

ぶらりと家に帰るとピッツァ生地を練っている。むー、時間がかかりそうなので冷凍してあったコロッケをパンに挟んでつまみ食い。
何本か電話やメールをしてるとピザが焼けてきて朝ご飯つかブランチ。

ほどなくして再度買い物に出かける。
出がけに五郎八がにゃーとやって来たので煮干しを与える。しゃくしゃくしゃく。
近所の本屋に寄ってみるとけなす技術が発売されていた。
その隣に杉村太郎のアツイコトバが置いてあったのをみてちょっと笑った。
どうせだからとおちまさとの「自分プロデュース」術とで緑色の本を挟んであげた。企画の教科書は判型がでかすぎて収まりが悪かったので断念。色彩的にはあってたんだけどもね。

ともあれ、文教堂赤坂店の平棚は香ばしさでいっぱいの春です。
どーか隊長もどーでもいい女に囲まれてうひゃうひゃしますよーに。パンパン

結局買ったのはNANA12巻と日経おとなのOFF「おとなのマナー実践講座」の2冊。


んで思い出したんだが、そういえば何年か前のおちまさと企画の深夜番組でひっどい仕事させられたんだよなぁ。
TOKIOの山口くんが司会の番組で、素人さんに渡した謎掛けの文をヒントにして目的地まで導くって番組だったんだけど、20時くらいにADから電話が掛かってきて「明日ロケなんですけど、どこいけばいいですかね? 鎌倉方面ってだけは決まったんですけど」とか言ってくんの。
しかたねーからそれまでに書いてた雑文をひっくり返したり、記憶を辿ったり、ABCまでタクシー飛ばして資料集めたりして朝までかかって問題文やヒントを作って… ってのを1クールやったのだ。「時間もないから住宅展示場とかでやんない? 現場に2時間先にはいれば適当にその場で文章作るから」とか提案したけど、それは今ぷっすまとかでやってるアレになったらしい。
ま、そんなこんなもありーので収録も終わり、最後の最後にギャラの話になったら「1本7,000円でどうでしょう?」だと。どうでしょうじゃねーだろ、って怒ったら「いやおちさんもものすごい安いお金でやってますんで」とか返して来やがる。しらねーよそんなちんけな野郎は。当時はその番組に広告料を入れる立場の会社員でもあったので桁が4つくらい違うお話にもクラクラしてしまったのだな。
結局売れっ子放送作家の小笠原英樹さんに間に入ってもらったりして15,000円まで上がったのだが(ショボッ)、何が言いたいかというと、素晴らしいプロデュース企画が学べるらしいので企画の教科書2 企画火山!も併せて買いましょう、ってこってす。

そんなことをつらつら考えながらエッセ・ドゥエの前を通りがかったらイタリア人のお兄ちゃんから挨拶されたりしながら帰宅したうららかな早春の日だったのでした。

投稿者 KQZ : 14:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月15日

昨日買った本、買わなかった本、今日届いた本

買った本:
「鴻上尚史のごあいさつ―1981-2004」鴻上 尚史

第三舞台を見に行く楽しみの一つには、早めに会場について鴻上さんにご挨拶をして、その後うす暗い座席で開演のブザーを待ちながら手書きコピーの『ごあいさつ』を熟読することにある。
たぶん実家には20枚くらいの『ごあいさつ』が束になってどこかに眠っているはずだ。黄色くしわくちゃになりながら。
何年前だったか、いい大人が大勢してディズニーランドに遊びに行った帰り、僕が運転する車で鴻上さんを家まで送って帰ったことがあるのだが、その時に「実は『ごあいさつ』を家に取ってるんですよ」となんとなく気恥ずかしくもお話をしたこととかを思い出した。
その時々で紙の大きさも密度も違う『ごあいさつ』だが、語り口や呼吸の細やかさなどは鴻上さん本人そのものを髣髴とさせてくれる。恵比寿の焼肉「徳ちゃん」のオヤジさんにも似てるけど徳ちゃんのオヤジさんは本は書かないのだ。当たり前だが。
けど車で送った次の週に電撃結婚したんだよねー。何にも言ってなかったじゃんかさ、と当時一緒に遊びに行ってた仲間ウチはみんな驚いてたけども。
何はともあれ20年以上の『ごあいさつ』の集大成は買いなのだな。

買わなかった本:
「業界人がススめる魂の〈死ぬほど美味しい〉レストラン」すずきB

比較的ちゃんとしたほうのSNSのなんかのコミュニティですずきBさん本人が売り込みをしていたのが記憶にあり店頭で立ち読みしてみた。すずきBさんって人は放送作家仕事では一緒になったことがないのですがすれ違ったことはあるかなぁ。
さて本の中で紹介しているお店は大体知っているところなので、それはまぁいいのだが、ちょうど開いたページで浅草の「鷹匠 壽」を評して「死ぬ前の最後の食事に…」とか大絶賛していたのでちょっと萎え萎え。10年以上も前から行ってるけど、そこまではなぁ…。逗子の獣肉の店に行くようになってからは値段三分の一で味は数倍なもんで。大体若店主が焼いてくれないとぜんぜん美味しくないし、大根おろしは赤ワインに徹底的にあわないし。宮下裕史さんとかに誘われると行くけれど、今年は3回誘われて一度も行かなかったくらい。(笑)
ということで購入せずでございます。ま、わりといい本なのではないかと思われますが。
しかし別に「業界人」に薦められてもねぇ…。編集者がこういうタイトルに決めたんだろうけど、深夜も休日もやってて野菜とかちゃんと採れる店ならともかく、普段弁当ばっかし食べてる業界人に薦められたくはないなぁ。ブツブツ...


今日届いたCD:
岡村ちゃん大百科 [8CD + 2DVD] (完全生産限定盤) [LIMITED EDITION]

いやもう岡村ちゃんでしょう。19歳の男の子はすべからく全身全霊が岡村靖幸なわけです。当時Dog Daysでガツンとしびれっちゃった30代中盤選手は世間に数百万人はいるはず。そして何PPMだかはしらないけどどこか毒され穢され浄化されたはずなのですよね。
んで当時eZっていうとんでもなく豪勢な深夜番組があってだね、それがDVD化されているわけですよお客さん。しかもamazonなら二割引! 新品なのに! なぜだ!? もっと払ってやるってのに。
何年か前の雌伏時代にEPICの人に紹介されて飲んだことあるけど、実物もいいけどもさ、すごく、でもさ、この時代の岡村靖幸ってのがどどどどんとある一定の物量でもって家に届いたってのはまた別の感動というかなんつかあるわけですよ。パッケージされたリアルというか。


…しかし、amazonのタグ使うとへんなフレーム切られっちゃうんだよねー。なんかいやん。

投稿者 KQZ : 12:30 | コメント (4) | トラックバック

2004年12月27日

ハリーポッターを観て

いまさら「ハリーポッターとアズカバンの囚人」を見ました。

できれば映画館で見たかったのですが、物凄い忙しさでそれもままならず、結局ビデオが出るまで見ることが出来ませんでした。

…と書き始めていたら大四畳半社長Shi3zさんも同時期に見ていた様子。あらあら

シナリオからいうと、定番のところを抑えているという印象。
ゲドでいうところの影(=自分の心の弱いところ)との戦いとかもそつなく、「対抗する魔法を使うためには、今までで一番楽しかった記憶を思い起こして…」とかいうくだりはなんだかカウンセリングの教科書っぽいし。
もしかしてそういう読まれ方で人気なんすか?>ハリポタ信者の方々
ネタばれになりそうだからアレしときますが、大の男三人が暴れ柳の木の前で押し問答するくだりはもうちょっと遊べたかも。原作者にシェイクスピアとかの素養がさほどないのか、それともここらへんが欧米のメジャー層に対しての寸止めなのかは知らないですが、少なくともタイムワーナーのシナリオ製作チームにとっては自家薬籠中のものなはずなのできっと意図したものなんでしょう。
ここら辺については原作本とか読まないとわからないんで放置。
まぁいくつかの伏線(月夜が怖い→風船に変化させる、とか)が分かり易すぎなくらいなんできっと子供向けにしたんでしょう。

しかしShi3zさんと見ているとこがぜんぜん違うのは世間に対する立ち位置の違いというものでしょうか。

ハリウッドが真面目にCGを作ると、ゲームのムービーはどうしても見劣りしてしまいますね。

この画質の差は、一体何が原因なのでしょう。
単に手間ヒマの問題とも思えないのですが

これに関しては手間ヒマ プラス、お金と人材の問題だと思っているのです。
数年前の広告代理店社員時代に某映画会社のコンサル(?)業務をやっていたことがあるのです。
その会社では数十年にわたる海外からの映画買い付け作業を通じて膨大な映像ライブラリーを所有しているとの事だったのです。
だが蓋を開けてみると有名どころはほんの数パーセント。あとは抱き合わせ商法のような感じで買わされた誰もしらないような映像ばかりで、正直「どーすんのよコレ?」的な雰囲気が広がったものでした。(結果的にはいろいろと配信できたり廉価版のDVDなどのルートが広がったのでなんとかなるわけですが)
で、ぼんやりと数本を見てみると、実に映像に力があるんですね。
名前が知られているいないにかかわらず特に映画黄金期の無駄に金と人材が集まっている時代のものは押しなべて。背景の絵画の選び方とか衣装とか小物とか。なんとも凝縮されているんですね。なんだか力がある。(もちろん駄作も一定比率であるのですが)
んで、そのときに提案したのが「これら映画のなかでキスシーンだけを100連発で編集して売りません? BGV的な使い方もできるし、音楽とシンクロさせれば思わず見入ってしまうくらいの力はありますよ。そのあとは決闘シーン集やらダンスシーンなんかも…」とかいう二次的使用だったわけですが、それはまた別のお話。

つまり「まだまだゲーム業界にはお金も人材も(映画業界に比して)集まってないからなのでは?」ということでしょうか。
そこらへんは大四畳半社長にターボかけて頑張っていただき、後に続く僕らを引っ張っていってもらいたいものでございますです。
平身低頭。

投稿者 KQZ : 09:45 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月09日

九州出発から雨のキャナルシティそして二日市温泉

折からの台風襲来。
起きてみるとやはり雨雨雨。
9時20分のフライトなので朝8時前に家を出たところ、8時30分には羽田に到着してしまった。
しかしすごい混んでるなぁ。
嵐の直前の3連休ということで午後の便は軒並み欠航してしまいそうな雰囲気。みんな午前中の便のキャンセル待ちを狙っているのだろうか。
早く来て正解だったとほっとする。空弁を買っていざ出発。

んでもって飛び立ってみれば2時間足らずで福岡に到着。さらに空港から地下鉄でたったの2駅で博多なのだな。らくちーん。
旅館は博多からさらに電車で30分ほどの二日市温泉という場所だし、チェックインは3時以降ということなので荷物をロッカーに入れて駅前の紀伊国屋へ行き、まずは情報収集。九州版の東京ウォーカーみたいなのを買って、アフタヌーンティーでお茶をしながら作戦会議。
「紀伊国屋」「アフタヌーンティー」って、ここまでは東京とおんなじですな。
事前に柴尾さんに聞いていた通り、とりあえずキャナルシティへ行ってみることにする。

canalcity.jpg

しかしここはLAWSONが多い街です。街中で見るコンビには大半がローソン。
そういえば広島はポプラが多かったような記憶があったりして。広島といえば夢番地のみなさん元気かなぁ。

館内を見回してみるとシネコンがあったので、ちょうどはじまるところだった「アイ、ロボット」を観ることに。主演はウィル・スミス。

で、終わるや否やMIXIに「金田飛び満載」という一言コメントをアップしてみると、

  • わはは、そういう感想で来ましたか。 それならブラックマジックマリオ66っぽいとも思いました。
  • おおw
  • 原作ものは終わりのクレジットでbased on the novel ~とよく書いてありますが、I,Robotはsuggested by the novel ~と。かけ離れている事を憚らないその意気やよし。

といった感想コメントがすぐにやってきた。
こういったところが閉鎖型のコミュニティの楽しいところなんだろうなぁ。

さてさて、映画を観おわってからキャナルシティをひと通りブラブラして博多へ戻って宿に向かう。
旅館のフロントには白熊の剥製があるわ相撲取りの化粧回しがあるわ中曽根康弘の書はあるは、なんだか絵に描いたような田舎の金満旅館という感じですか。
チェックインして部屋で「ネムキ」を読みながらダラダラしていたら、後発組がかなり遅れて到着した。新幹線は徐行運転だったのだな。やっぱり台風はすごいらしい。
ふーんと思いテレビでニュースを見ていたら新宿がすごいことになっている。しかしひげひげ団は集会しているようだ。だいじょうぶなのかしらん??? それに五郎八も心配だ。

夜は地方の温泉旅館ならではの食べきれないほどの量の夕食をすませて、温泉に入って早めに就寝する。

投稿者 KQZ : 11:48 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月12日

シュマンでランチでMOTで漫画映画

仕事もさほど忙しくなかったのでご近所フレンチのシュマンにランチに。

パスティスの水割り(金時はサンペレグリーノ)を貰ってメニューをしげしげ。
いつも食べ損ねているスペシャリテの「人参と雲丹のムース」と「魚介類とアスパラのリゾット」を前菜にして「イベリコ豚舌のフライ」をメインにチョイス。金時は「人参のムース」と「自家製サーモンマリネのトマトファルシー」「鯒(コチ)のソテー、バイマックル(コブミカン)風味のソース」にする。
取口の胡桃とゴルゴンゾーラのシューの皿にさっき前菜で悩んでいた仔兎のパテを少しだけ切り分けてくれた。仔兎は初めて食べたが淡泊でしみじみと滋味深くうまい。さほど肉に主張があるわけではないんだけども。やっと食べられた人参のムースは流石スペシャリテにするだけはあるやね。パステルオレンジのムースが目にもやさしい鮮やかさ。上に載っている濃いめのコンソメのジュレがちょっと硬いか? と思ったが夏の昼間なのでクーラーの中とはいえすぐに馴染んでじゅくじゅくと丁度美味しい。こういうのは溶けかけがうまいんだよねー。
リゾットは十五穀米だとか言ってたけどホント? さらりと塩味でこれまたよろし。豚舌はかなり柔らかくそれでもって独特のしゃりしゃりとした噛み心地も残るよう仕上げてあり手間ひまかけてる感じ。んまい。
今日は昼間だったのでロゼと白をグラスで一杯ずつ貰うのみ。
締めにエスプレッソをダブルで貰ってケーキの盛り合わせまででお腹一杯。シュマンに来てチーズを食べなかったのは初めてかも。ここのチーズはいつも食べ頃なんだよね。実はユーロアールに行くってんで仲良くなったというつながりでもある。
こちらからはお土産にパスカリを一本あげる。

関係者向けメモ:シュマンのスタッフのみんなと逗子に飯を食べに行くのは31日になりそうだとのこと〜
その後東京都現代美術館に向かい「日本の漫画映画の全貌」という企画展を見る。
あっという間の三時間。「くもとちゅうりっぷ」はかわいいなぁ。DVDが出ているらしいので買おうっと。「捨て猫トラちゃん」も。ルパン三世の愛車FIAT500のカリオストロの城バージョンの実物大模型があったのでTALISKERの内田さんに自慢するために写真を撮る。常々「僕は日本一のルパン三世マニアですから」くらいな事を言ってるだけに悔しがること必至。
バスに乗って門前仲町に行き赤札堂で買い物をして帰る。呆れるほど何でも安い。刺身用の烏賊があったので二杯分塩辛をつくる。
烏賊を焼いて、イナダの刺身とゆし豆腐とで軽く夕食。

このところご飯を食べにくるのがすっかり日課になっている五郎八にイナダのサクを切り分ける時にでた端っこをあげてみる。いつもの高級煮干しでないので怪訝そうな顔つきだったが、食べはじめると目の色がちと変わる。しゃくしゃくしゃくりと味わいながらゆっくり食べつつ一口ごとにガラス越しに見ている僕らの方を眺める。いいの? こんなの食べていいの? とでも言わんばかりに。最後にはタイルを名残惜しそうに舐めながら夜の街へと去っていったのだった。(いや、そんなにかっこよくないんだけども)

塩辛は土曜日の高木さんの家の花火大会に持っていきます。>関係各位

投稿者 KQZ : 08:53 | コメント (0) | トラックバック

2004年07月11日

本の仕込み

昼過ぎに芋洗い坂のストライプハウスに本を買いに行く。
いま和食屋さんのサイトを作っているので、衒いのない日本っぽいデザインのネタ本を仕入れるのが主目的だったのだが、ここの棚は結構面白い並びなのでついつい沢山買ってしまう。
あっという間に一時間。重過ぎて持ち帰り不可能になるまで買ったが正直まだ物足りない。今日の収穫は以下の通り。
「インドスパイス料理」レヌ・アロア(柴田書店)、「デザイン脳を開く〜建築の発想法」宮字地一彦(彰国社)、「美の呪力」岡本太郎(新潮文庫)、「花鳥風月の科学」松岡正剛(中公文庫)、「誰も教えてくれない聖書の読み方」ケン・スミス(晶文社)、「物語の作り方〜ガルシア・マルケスのシナリオ教室」岩波書店、「東京生活2004No1 吉祥寺大特集」(出版社)、dancyu(プレジデント社)、「西遊妖猿伝」13巻&14巻 諸星大二郎(潮出版社)。
しかし株主優待の5%引き狙いで教文館の株主になってはみたものの、赤坂の教文館の棚揃えとがいまいち合わないんだよなぁ。やっぱり大きな開架式図書館の近くに住むのもいいかもしれない。
夜にパンを捏ねてやっと日曜日らしくなってきた。今回はマスタードシードオイルを使用。

投稿者 KQZ : 09:16 | コメント (0) | トラックバック

2004年07月02日

読了

「ダ・ヴィンチ・コード」下巻を読了。
んー。なんとも。
二つ目の暗号にいたっては70ページも前からバレバレ。
暗号の仄めかし方とかに関しては翻訳物だからしかたないのかもしれませんが。
しかし導師にしたってなぁ…。
オチも…。
伝奇小説は日本のほうが進んでいるような気がしました。

投稿者 KQZ : 02:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月30日

梅雨さまさまで読書

昨日今日と雨が降ったお陰で電車内で読書ができた。自転車では読めるわけないし。
ということで「ダ・ヴィンチ・コード」上巻を読了。
んー…

これは荒巻義雄の新書の翻訳かい? 20年位前の祥伝社版の伝奇小説の。
これくらいならあたしらの大師匠・明石散人さんの方が深いと思うのだが。
というのが第一印象。

んで、物語の発端の暗号がひと目でバレバレなのだが、きっと下巻で大どんでん返しがあるのだろう。ちょっと期待。
しかし図版が全然ないのが痛いのう。図説金枝篇とか世界シンボル図鑑とか占星術入門とか持ち歩くわけにもいかんし。編集者ガンバレ。
あ、家で読めって? 正解。

投稿者 KQZ : 11:59 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月12日

ご近所点検隊でベジタリアンでぼくんち

朝は自家製パンとカポナータの半熟卵乗せとコーヒー。
んで近所にできた洋菓子店アラボンヌーにケーキを買いに行く。キルフェボン出身らしい。
以前ガトーキャラメルがさらっとふわっときめ細かく美味しかったので楽しみだったり。
イートインも出来るらしいがかなり混んでいる。
帰り際、たった一人でおじいさんが入ってきた。席は一人分の小さなテーブルしかない。
おや、ここでいいらしい。そっか、おじいさんでもケーキ好きなんだね。
ステッキを椅子の背にかけると、ケーキのメニューをゆっくりと楽しそうに見ていた。
なごむ。

ケーキを食べてから麻布十番方面にお買い物。コーヒー豆を買いに来たのだがいつもの麻布珈琲がもう閉まっていた。仕方なしにぶらぶら。地球人倶楽部で三年番茶、野菜ソーセージ、胡麻豆腐、タングロン、じゅんさいなど。豆源で塩おかきと茹でピーナッツと南京豆。TSUTAYAで「ぼくんち」「ザ・リーグ・オブ・レジェンド」「マトリックス(最後のやつ)」「HERO」という見事に一周遅れのDVDを借りる。いいのかこんなんで? (←今は広告屋も放送作家もお休み中だからいいのだ。そろそろ復帰かもだが)

夜は金時母に貰った赤飯とじゅんさいのお吸い物、モロキュウ、茹でピーナッツ、胡麻豆腐、松前漬けで満腹。
初亀の村上くんに貰った鰤の塩漬けを食べるのをすっかり忘れてしまっていた。蔵人の保存食だとかでつまんでみたら美味しかったのにぃ。すっかり菜食主義者だわ。

借りてきた「ぼくんち」を観る。原作は好きなのだが… とちょっと引きつつ観ていたのだが違和感はない。むしろ好感。ダンスはよく分からなかったけども。
見終わってからやおらパンを捏ねる。捏ねに捏ねる。
続けてオーディオコメンタリーまで全部観てたら27時! 寝る!

アラボンヌー
港区赤坂4-3-13
Tel: 03-3583-7665
営業: 11:00〜20:00 (土曜は12:00〜19:00)
定休: 日曜祝日
http://www.alabo.jp/

※お菓子は旨いがサイトはイマイチ。なぜ店名の綴りや開店時間、メニューまでも画像にするのか分からん。
 コピペさせやがれってんだいチキショーメ。検索だってひっかかんねーぞコノヤロめ。
 ま、そういう戦略ならいいんだけどね。いやよくない。

投稿者 KQZ : 11:59 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月24日

スパイキッズ3と江戸の粋

今日はスパイキッズを観に行くのだ。と意気込んでいたらばアララもう上映館がすんごく少なくなっている。今回は3Dメガネをかけて観るので映画館で観なければ迫力も半減以下になるのが分かっているのでちょっと遠くても観に行くことにする。で、結局ワーナーマイカル板橋でやっていたので即座にゴーゴゴー。16時からの回に入ろうと思ったらおや頑張れば2時からの回に間に合うじゃんかさ。前から2列目だったけど迫力は堪能。筋は相変わらずよわよわだけどいいのいいの。
16時からの回だったら板橋近辺で食事しようと思いワーナーマイカル板橋の魔人・柴尾さんに教えてもらった神威古潭下赤塚店を考えたのだがいかんせん映画が終わったのが16時。早過ぎるということで断念。時間潰せないもんなー。で、場所を移動することにする。
『電車の路線を決めてしらみつぶしに各駅停車で降り、行き当たりばったりで店を探す』という遊びをしているので、それの大江戸線バージョンの続きをすることに決定。今回は森下なのだな。冬に森下というと蹴飛ばしですかなぁ。ということで森下駅に降り立ったのが5時くらいか。おお、みの家の看板がそこここに光っている。じゃ入りますか。中はというと夕方5時というのに6割方席が埋まっている。板の間にざっと並んだ長机を挟んで差しつ差されつ鍋つっつきつつの大盛況。さびしいみの家なんて嫌だもんね。ロース肉の鍋2人前とやっこ、馬刺し、べったら漬けを頼む。うーむ、じつに2週間ぶりのビールがきくー。馬刺しが柔らかく甘い。味噌味の鍋は相変わらずの味ですのぉ。新宿御苑の店の方は行くこともあるが、こちらに来たのは何年ぶりだろか。子供の頃から何回来てるか知らんが味は変わってないような気がする。一人前分追加の鍋セットをもらいご飯と卵も貰う。最後に卵を鍋に入れて半熟にしてご飯にかけて食べる。うまーーー。

深川 みの家
江東区森下2-19-9
Tel 03-3631-8298
木曜定休(5~10月までは第三水曜も休み)
平日12:00~14:00 17:00~21:00ラストオーダー
休日12:00~21:00ラストオーダー

みの家 新宿店
新宿区新宿2-1-14
Tel 03-3354-4518
日祝休み 17:30~22:00

投稿者 KQZ : 06:30 | コメント (0) | トラックバック

2003年09月21日

日曜日の燻製

昼前に起きるとすぐに燻製の作業開始。
かねてよりラムチョップのブロックと牛タンを塩とスパイスにつけ込んでいたのを一辺にやることにする。
ラムは100度で1時間程度、牛タンは70度で2時間程度、とずいぶん違いがあるので「70度でまず2時間、牛タンを出してさらに100度で7分」という方針にする。
飲み物は近ごろヘルシア緑茶を愛飲。というのも先輩の放送作家が若手に花王の取材をさせたところ、「300人の社員に三ヶ月間テストで飲ませたところ、平均3kg痩せた」との話が返ってきたというからだ。
『ウソのサンパチ』そのまんまの話だが、このご時世でさほどウソも言えないだろうからとりあえず飲んでみる。歯の矯正のおかげで食欲も薄まっているからどっちが効いているのかイマイチわからなくなりそうだけども。秋だから自転車通勤も復活することだし。
スモークしている間にTSUTAYAで借りてきていた「ゆきゆきて神軍」を観る。内容的に食べ物とは極めてあわないが日本人としては観なければならないな。(ん?)
5時過ぎくらいにスモーク完成。ラムチョップを切ってギネスと一緒にいただく。ピンク色でジューシーで完璧な出来栄え。次にやるときにはオールスパイスを追加してみよう。牛タンの先っぽの方を食べてみるとちょっと硬めだが味はかなり良い。スパイスに漬け込むときに三温糖を使ったのだが、これを蜂蜜か味醂に換えれば相当良くなるはず。さくまさんの誕生日にあげるはずのハムがさくまさん放浪中に賞味期限迎え食べてしまったので、その代わりとしてどっちかをつくることにしよう。
雨の中六本木ヒルズのTSUTAYAにビデオを返却に行き返す刀で6本借りる。鳥の手羽元とタマネギを炒めてスプリットピーを入れた豆スープと、買ってきたコーンパン、チーズパンで軽い夕食。豆スープにカイエンペッパーをほんの少し効かせたのがとても良かったような。その後「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を観て少し涙ぐむ。

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