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2008年02月01日
切れ味のよい企画を出すときの注意点
以下メモ。
- よく切れる包丁で魚を三枚に下ろすと、魚はそれと気づかずに骨だけの状態で水槽を泳いでしまうという。
- よく切れる企画は見返してみるとあまりにも自然態としてそこに存在感を示してしまい、それがなかったころのことを思い起こすことが難しくなるくらいになってしまうことがある。
- 会議で、あるいはブレストでそのような切れ味のいい企画を出すときには注意が必要。
- 次の会議のときにはあたかも初めからそれが存在していたかのように周囲がふるまうからである。
- これが広告代理店作業や放送作家作業のようなチームプレイ的なもので、かつ運用サイクルが短く次々と企画を推し進めていくタイプのものであればさほど気にすることはない。
- なぜならば度重なる企画進行を経ていくうちに、貴方がいるのといないのとでは出来栄えががらりと変わることが次第に気づかれるからであり、最終的には座敷わらし的にスーパーブレストマシーンなどと呼ばれて企画の中心に位置付けられるからである。
- …えーっと、なんだっけ?
なんつーか、あれです。
いきなり自分が思いついたような話で発表されると萎えるのでやめてくださいってこってす。
しかしよく考えたら学生の時にも某ゲームでそんなことあったよな。バイト代も払わずに「お前に三分の一やるから」と言ってたくせに「そうだっけ? あれ俺が思いついたんじゃん」とか左門豊作みたいな顔でしれっと海外のゲーム賞もらったおっさんとかいたし。
まぁ学生時代ならともかくも、こうジジイになって率いていくチームもあったりする立場になると、そうそうぬるいことも言ってはいられないんだよなぁ。
うーん、めんどくさ。
投稿者 KQZ : 2008年02月01日 01:27 | [EDIT]
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