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2006年08月01日

もひとつYoutubeネタ

承前。
 (Link→ なんだ、個人放送局なんてもうできてんじゃん: KQZ on authentic

なんでも、東京MXテレビでは自社の番組をyoutubeにアップしているのだそうな。(H-Yamaguchi.netより)

H-Yamaguchi.net: 東京MXテレビにおけるYouTubeの活用、ということなんだろうか
 http://www.h-yamaguchi.net/2006/08/mxyoutube_a475.html

白状するが、私の家のテレビはUHFが映らない。というわけで東京MXテレビも見たことがない。「Blog TV」については放送開始以来、界隈で話題になっていたわけだが、そういうわけで見ていない。YouTubeにビデオがアップされててそれを見た、という話もどこかで聞いたが、今見たら見つからない。

出演に関する話をメールでやりとりしてる中で、スポンサー(なんだよね?)のテクノラティの方にそのYouTubeの話を出したら、
Youtubeにアップする予定なのですがまだアップできていません。

なんだそうだ。すでに番組前後の様子はアップしてて(発見できない!なんで!?)、そのうち本編もアップしてしまおうということらしい。

ほ、っほー。

そういえば海外のオンラインゲーム運営社でも自社製品のデモムービーをyoutubeで流しているところがあって、はじめて見たとき(6月だったか)にはちょっとビックリしたことがある。

Typhoon Games
 http://www.typhoongames.com/jp/

なるほどたしかに自前で配信システムを持つ事と較べてみれば、初期投資はないわ勝手に広めてくれる(?)わでマイナスは無いといえばない。(自分が著作権を保持しているのなら、であるが)

今後youtubeが広告によって成り立つのであれば(たぶんそうなんだろうけど)、自前コンテンツの広告とyoutube側で入れ込む広告とのバッティングを気にすることになるんだろうが、そんなことくらいコンテンツ側にうまいこと広告タグでも入れ込んでおけばyoutube側でマッチング(もしくは故意にバッティング)させてくれるだろうし、それくらいのシステムは既に出来ていることと思われる。

また、今回のようなテレビ局や企業、タレント事務所などが純粋に伝播のためのインフラとして使用する際には「広告無しのインフラ使用料モデル」でyoutube(もしくはそれに類するサービス)が使えるということなんでしょう。

普通、コンテンツ制作サイドの思考としては、インフラサイドに対して「お前ら流すだけでなんにもクリエイティブなことしてねーじゃん」などという妙な敵愾心をもとにしてか、なかなかコンテンツを提供することはかなわないわけなのですが、ここに来て「制作サイド自らが無料インフラに対してコンテンツを流し始めている」という事態を目にすることになったわけです。
youtubeのようにある種「圧倒的な物量」を投下することによって押し流されちまったってことでしょうか。

どちらにせよ数年後には帯域もストレージサイズも圧縮技術も検索技術(元広告屋としてみれば「広告とのマッチング技術」かもしれんが)も数十倍ずつ進歩するわけなのだから、僕ら制作サイドの人間はそこらへんの伸び代も頭の片隅に入れておかないとなのだよなぁ。

もしくはマッチングの誤差を狙って遊ぶとか。(→思いつきは以下某所で)


投稿者 KQZ : 2006年08月01日 19:01 | [EDIT]

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コメント

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投稿者 Sabrina Poloskey : 2011年07月22日 19:52