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2005年06月23日
いつもの蔵人さん二人と食ったり飲んだりの巻
この季節になると日本酒の蔵元さんが東京にやってきて飲む機会が増えるのだ。
冬の間は酒造りで休みがまったく取れないのだが、新酒の出荷も終えてひと段落してあちらこちらに営業に来ている、というわけでして。
今日は前から仲のいい醸し人九平次の伊藤君と初亀の村上くんというイケメン蔵人二人に誘い出されて食事ナリ。
なんだか相談もあるらしいので打ち合わせもそそくさに西麻布へと出発。
「んー。東京らしい店でどっかないかなー」と軽く悩んだところで、以前、松本隆さんに連れて行ってもらった西麻布の欧州料理「キッチンファイブ」を予約。(以前は店名を隠してましたが、松本さん自身がコラムで薦めていたので書くことにしましたー)
いやしかし、この店はなにを食ってもうまいのだ。ネコちゃんかわいいし。
サラダ5種盛り合わせにタパス6個、スパニッシュオムレツにヒントを得たという7種類の野菜のミルフィーユ風オムレツにアーティーチョーク、ラザニア、ラムのカレー… などなどたーくさん。
スパイス遣いもさすがの一言。満腹。
キャラの立った店主のおねーさまとはMISAYOが日本にいるときに連れてきてあわせたかったー。
Kitchen 5(キッチンファイブ)
港区西麻布4-2-15
Tel: 03-3409-8835
営業: 火曜~土曜 18:00~23:00 (L.O.21:45)
http://www.kitchen5.jp/
んでもって二次会はいつもの Abbot's Choice に。
ありゃ、大画面テレビが壁にかかっている。六本木だとサッカー見ながら飲みたい、とかいうニーズもあるからかな。普段はついてないけど。
まずはギネスにバスペールエールで乾杯をしながら話していると、なんと伊藤君は数週間前にアボットチョイスに来たことがあるのだとか。「KQZさんが忙しいと思って連絡せずに来て静かに飲んでたんですよー」とは他人行儀なことこの上ない。
我々三人はというとすっかりおなかいっぱいだったのでフィッシュアンドチップスに自家製ギネガー(ギネスビールによなよなエールの酵母を再添加して作った飲んでもおいしい黒酢)をかけて適当につまむ。
話はいろいろと流れつつ自然と日本酒業界の話題におよんだわけでして。
九平次さんの去年のヒット商品「件の山田」のラベル決定までの泣ける話などで盛り上がる。
フォントのカーニングまでこだわる伊藤君にはラベル印刷業者のデザイナーでは対応が追いつかずダメダメっぷりに嫌気がさしているとかで、それならと友人の日本酒好きのデザイナーに電話を掛けまくってみると、即座に出てくれたNendographixxxのANIが快諾。
今年はかっちょいい(死語)ラベルが作れるかも。あとで鄭秀和くんにも連絡してみようっと。
家に泊まるくらい仲のいい若手の蔵元さんだけで数十蔵はあるから、一挙におしゃれさんにしてみますかにぃ。幸いなことに日本酒の流通業者大手さんとも仲よくさせてもらっているので、まずはプライベートブランドあたりからかな。
そのほかにサイト構築の相談や若者向けのイベント企画、酒税法などなど話は進みつつ飲みつつのお酒はというと季節柄モヒートなんぞにうつる。もう贔屓の引き倒しみたいな日本酒ファンを自称しているジジイ連中には一般の人はひくだけなのでそろそろ引退してもらいたいとかそんな話にも。他には●●副杜氏の結婚披露パーティーはどんなことしてやろうかイヒヒヒとかとかとか。
店長の泉くんは前に店長を任されていた中野の Georgia Moon 時代から都内屈指のカクテル上手としてならしていたので「な、名古屋じゃこんなにおいしいモヒートは飲めないっす」と驚くのもむべなるかな。
それなりに飲んだところで明日もあるということで11時台に解散して歩いて帰宅。
※あ、8月に蔵人とスチュワーデス合コンとか頼まれたけど忘れてるかもしれないので備忘録代わりに書いておこうっと。(←軽く嫌がらせ)
Abbot's Choice (アボット・チョイス)
港区六本木5-1-5
加藤ビル2階
Tel/Fax: 03-3475-0353
open 18:00 p.m.~7:00 a.m.
無休
投稿者 KQZ : 2005年06月23日 23:56 | [EDIT]
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