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2003年09月23日
櫻川のランチなど
ODINの菊地夫妻に誘われて櫻川でランチ。
胡麻豆腐は葛が多くてつるりと。夏っぽい時期ならぴったりか。
お作りは東間の鮪とイカ、平目。イカの甘さと溜り醤油の甘さが打ち消しあってしまいがちなのが残念。このイカにはあっさりした紫があう。
鱧と松茸の土瓶蒸し。味というか出汁が基本的に力強いのが特徴か。といってもバランスが崩れていない。うまい。鱧の骨切りに「?」と思っていたら菊ちゃんもそうだったらしい。骨切り包丁ではなく柳葉でやっていると聞いて納得というかふーん。
合間にODINの繁盛作戦や新規展開の話、知り合いのお店情報なぞを。六本木なかむらさんが結婚したとかで今度お祝いを持っていかねば。ゆうじさんは九州の焼き肉屋を5日通って15店も回ったとか、新橋のしみずの大将がネイルケアに通っているとか、東京カレンダーに小林シェフの店も出ているとか、とか、とか。
スペシャリテの松茸のコロッケが登場。なるほど面白し。松茸の香りがいきていてこれはなかなかいい。じゃがいもに出し汁をもっと効かせてあげてもいいのではないかなぁ。
煮物は芋蛸南京。ミョウガが香味のポイント。やはり出汁が力強い。吉兆の伝統か?
ご飯物は湯葉とフカヒレのあんかけと、子持ち鮎とモズクの雑炊を一つずつ貰ってシェア。フカヒレの戻し方がちと水気不足のようであんといまいち絡まってないのが残念か。まぁこの値段だから食材費もアレだし本格的に戻すのは手間がかかりすぎるから… しかし美味しい範疇であるのは確か。むしろ軽く炙った子持ち鮎とモズクの雑炊のほうが香り高く美味しかった。これだけは出汁をかえてる様子。
デザートその1にフルーツとココナッツムースのマンゴソース掛け。
その2はふるふるワラビ餅。桜の花びらの塩漬けの乾燥したものが乗っていてアクセントになっている。抹茶がでてきてほっと一服。
しかしこの値段で5,000円は安い。静かだし。
帰り際に菊ちゃんに倉橋さんを紹介される。すると「どこかでお見かけしたような…」「いえいえここは初めてで、さくまあきらさんがここで食事をしたときに泣く泣く来れなかったくらいでして」「ああ、さくまさんには本当にお世話になっていまして…」などという会話に。聞くとどこか洋食のシェフだと勘違いしていたらしい。ま、菊ちゃんと一緒だからだろう。
食後六本木ヒルズを探索。チョコレート屋のアッシュは人が30人以上並んでいてその後ろに並ぶ気にもならず。竹やぶの森さんに挨拶に行くもいらっしゃらないのですごすごと麻布十番に行く。
お彼岸の中日だったのでおはぎを買ったりコーヒー豆を買ったりしてからピラミデでケーキ。栗のミルフィーユが寸前で売り切れてしまったので菊地旦那ががっくししていたりして。
櫻川
東京都港区六本木6-8-21
TEL: 03-3408-0039
12時~14時(L.O.)
18時~21時(L.O.)
定休: 隔週月曜(?)
投稿者 KQZ : 2003年09月23日 03:56 | [EDIT]
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コメント
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投稿者 general car insurance : 2011年03月18日 09:04
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